【掃除が面倒なのは昔の話?】トイレリフォームの種類

2023.07.19

岸和田市でリフォーム・リノベーション、注文住宅の工事を行っております、株式会社樹創家(きづくりや)の矢野といいます。

健康な方であれば、一日約5~7回ほど使用するトイレ。
頻繁に使うからこそ劣化が進行しやすく、定期的なお手入れが長持ちさせる秘訣です。
トイレ特有の汚れである尿石は、こびりつくとやすりで削らない限り取り除けません。蓄積していくと故障につながる恐れもあります。
今まで工事をしたきた経験では、汚れが落ちなくなって、交換に踏み切ったという方もいました。

トイレはただでさえ汚れがつき、掃除が面倒。そのままでは故障しやすく、定期的な手入れが欠かせない。
毎日トイレを掃除する時間なんて……と思うのも仕方ないでしょう。
しかし、現在のトイレはどのような製品でも汚れがつきにくく、掃除のしやすさが昔と段違いです。

トイレのリフォームにはさまざまな種類がありますが、内容次第では掃除の手間が少なく、快適に過ごせる空間をつくりだすことも可能。
今回は、トイレリフォームの種類やトイレのタイプ、リフォームするメリットについてご紹介します。

■ リフォームの種類

トイレのリフォームは小さいものから大掛かりなものまで、さまざまです。
予算に限りがあれば、小規模でも問題ありませんが、将来的に長く住む場合や売却の予定があれば、しっかりと長持ちするリフォームを行うのがおすすめです。

・便座の交換

温水洗浄便座を交換するリフォームです。
このリフォームは、タンクと便器が分かれている組合せ型のトイレのみ可能です。
故障すると動かなくなったり、便座が冷たくなったりするため、約7~10年ほどで交換のタイミングがくるとされています。
工事費や本体費を含めて約5万円からが相場で、工事は1~2時間で完了します。
なお、温水洗浄便座用の設備が整っていない場合は(コンセントなど)、そのための工事が必要になるので、工事費が高くなるでしょう。

・本体の交換

トイレ本体を交換します。
工事には約2~3時間、場合によっては1日など時間がかかるので、トイレを使いたいときはコンビニのトイレや携帯用のトイレを利用する必要があるでしょう。

・内装もあわせて

本体の交換と合わせて、壁・床・天井の内装を新しくするリフォームです。
ひと昔前のトイレだと、タイル張りが珍しくありませんでしたが、滑りやすく掃除しにくいというデメリットが散見されました。
現在は掃除がしやすくやわらかいクッションフロアや、汚れのつきにくい壁紙クロスを張れるので、清潔さを保ちやすいです。
工事には半日~1日かかるため、本体の交換と同様、その間の代用を施工業者に相談しておくといいでしょう。

・和式から洋式へのリフォーム

和式のトイレはしゃがむ姿勢を取るほか、便座の周りが汚れやすいなど、使う人を選びます。年を取るととくに使いにくさを覚えるかもしれません。
和式を洋式のトイレへ変更するリフォームは、便器と内装の変更、解体と設備の変更を伴うのでやや大掛かりになります。
工事期間は2~3日かかることから、仮設トイレが設置される場合もあります。
和式でも、アタッチメントで洋式便座を取付けるものは費用もリーズナブルで、短時間で工事も済みます。

・バリアフリー化

高齢になったり、病気で障害をもったりすると、トイレですら多大な労力を費やすことになります。
立ち上がりに便利な手摺りや、室内で倒れても開けられる引き戸、車いすが侵入できるよう広くするなどバリアフリー化の工事はさまざま。かかる費用も期間も内容によって異なります。
自治体によっては、積極的にバリアフリー化工事に補助金を出す制度を行っており、工事前には忘れずに調べて申請するようにしましょう。

■ トイレのタイプ

現在はトイレのタイプも増えました。
見た目のほか、機能性にも違いがあるので、ご自身にぴったりのものを選ぶようにしてみてください。

・組合せ型

便器・タンク・便座が分かれているトイレです。通常、温水洗浄便座は別売りとなっています。
故障したときは、該当する部分を交換できるメリットがあります。

・一体型

便器・タンク・便座がシームレスにくっついているトイレです。
凹凸がないので、掃除が一番ラクな形状といえます。

・タンクレス型

タンクのない、水道と電気で流すコンパクトなトイレです。
スタイリッシュな見た目で、室内を圧迫せず、収納棚を取付けやすいです。

・システムトイレ

トイレ本体に、手洗い機や収納棚などの周辺のアイテムがついたものです。
カタログで見られるような、おしゃれな内装のトイレになります。

■ トイレをリフォームするメリット

トイレをリフォームすると、数多くのメリットが得られます。

・掃除がしやすくなる

どのメーカーも開発に力を注いでいるのが、掃除のしやすさ。
今のトイレは表面加工で汚れを落ちやすく、フチなしで手入れが簡単になっています。
少し変わったものでは、トイレを流すたびに洗剤が出てきて、便器を洗ってくれるものも出てきています。

参考元:Panasonic「トイレ:激落ちバブル」>>

・節水効果

トイレは流すのに多くの水を必要としていましたが、現在は昔と比べて、約3分の1の水で流せるのが普通になってきました。
水道代を節約できるのはもちろん、タンクに水が溜まる時間が短く済むため、連続で流すこともできます。

・ニオイがこもらなくなる

本体に脱臭機能がついていると、ニオイが気になる方は大助かりです。
壁紙や床を、ニオイのつきにくいものへ変えれば、さらに大きな効果が見込めるでしょう。

・収納を増やすことも

たとえばタンクレストイレはタンクがなくなるため、空間を広く使うことができます。
収納場所に困っていた場合は、上部に戸棚を取付けられるでしょう。

■ 大阪府でのトイレリフォームは、株式会社樹創家まで!

★Before

★After

株式会社樹創家は、大阪府にて水回りリフォームや店舗リフォームを承っております。
豊富なキャリアと工事の経験がございますので、お客様のご予算とご要望にあわせて、最適なプランを提案いたします。

LIXILやTOTOなどのメーカー製品を取り扱っておりますので、人気の高いトイレなどもご相談ください。
リフォームの相談やお見積りは、以下より受け付けております。
ご連絡、お待ちしております。

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■ まとめ

トイレは壊れてしまうと非常に困る水回りなので、できれば壊れる前にリフォームをするのが一番です。
また、現在のトイレは掃除がしやすいので、年を取っても手入れができ、頑丈な状態を保てます。将来を見据えてリフォームしたほうがいい、重要な場所といえるでしょう。

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